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『ハリーとトント』を観る

 ハリーが猫のトントヲ連れて街を歩くシーンから始まる。いつも食料を買う店のオヤジと軽口をたたき、友達と猥談を交わす。妻に先立たれた彼は一人暮らしだが、その生活が気に入っている。ところが、彼のアパートが壊されることになり、生活が一転する。長男の家に住むが、どうもしっくりこなくて、シカゴの娘を訪ねることにするが、トントを連れていくための不具合のいくつかで旅は大変になるが、むしろ彼はそれを楽しむ。

 最近老いとその生活を漠然と考えはじめているが、その辺の事情とあいまって、味わい深い作品として面白かった。何より、ハリーが無理に周囲に合わせようとせず、自分の思いとペースで生きていく頑固さがよく、それでいいのだ、とバカボンノパパみたいに何度もつぶやいた。ぼくも、ああいう厄介なジジイになるのだろうな。そしてそして、シェイクスピアのセリフが出てくのも嬉しかった。いい映画。間違いない。

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