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河合隼雄×鷲田清一『臨床とことば』を読む

 総合学科の豊南は1年から3年まで毎週2時間その時間がある。その時間って、訳わかんないかも。とにかく、ぼくは3年生の時間を担当していて、それが火曜日なんだけれど、10人の生徒はそれぞれ図書館やコンピュータ室に行き、独自のテーマについて調べる。指定された教室には残って本を黙々と読んでいる生徒もいるので、ぼくもそこで本を読む。ただ、暑い。豊南には教室にエアコンがないのだ。暑いと能率は落ちる。メソポタミアやエジプトに文明が栄えたのは本当だろうか。暑かろうに。

 河合隼雄は対談の名手。10年以上前、文芸誌で村上春樹との対談が面白く、以来ファンだ。全集も買ったが、やはり対談のほうが面白い。

 鷲田清一は好きな哲学者。臨床哲学を唱える彼の姿勢は鮮やかで、わかりやすい。

 臨床心理士と臨床哲学者の対談は、ぼくたちのありふれた日常を深読みさせてくれる。

 介護、看護、大人や子どものあれこれの問題に直面している人にはいい一冊だと思う。「個から普遍へ」は学問や筆洗を考え直すにはいい機会となるだろう。

 暑さが遠のいたら、この2時間は結構充実するかも。夏の始まりに痛感する。

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