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フランク・マクギネス『有為転変の物語』

 英文学を専攻していたわりには歴史に疎く(不勉強だったと、はっきり言え!)、アイルランドとイングランドの確執というか、そういうものがわからないので、この作品の根底にあるものを読み取ることはできない。作品自体は面白くない。なのに、クソ暑い中、最後まで読めたのは登場人物の二人、エドマンドとウイリアム。

 エドマンドは詩人エドマンド・スペンサーで、ウイリアムはシェイクスピア。その二人が登場するし、二人が話すシーンがあるのだ。

 スペンサーの『妖精の女王』は恩師が翻訳したので、講義を受けたが、全く興味がなかった。3年の時に12行の詩200程度の試験に山をかけたらドンピシャ。翌年はさらに絞り込んだら見事にハズレ、呼び出された。「卒業できんじゃないか」のお叱りに「院でまじめにやります」と答え、パスした。

 シェイクスピアは2作品を翻案脚色して上演したし、3作品の論文も書いた。

 そういう訳で、それだけの理由で読んだのだった。そういう読み方もあるんだ。ウン。

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