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フランク。マクギネス『私を見守ってくれる人』を読む

 久しぶりに面白い戯曲に出会った。

 場所は監房。アイルランド人とアメリカ人とイギリス人がレバノンで捕らえられ、鎖につながれている。何故捕まったのかわ明かされない。途中でどうやらアメリカ人が処刑されたようで、二人になり、最後はアメリカ人が釈放され、イギリス人が一人残されて、終わる。

 場所が変わらない設定は好きだ。アイルランド、イギリス、アメリカという取合せも秀逸だと思う。そして何より9年前に書いた『S・O・S』を思い出した。そして読み終えるとノートをだし、オトナ版のためのメモをとっていた。

 オトナ版は今までに何度も挑戦しながら、果たせないでいた。いくつもアイデアはありながら、その場所のつじつま合せで破綻していたのだ。しかし、アイルランドの劇作家マクギネスの作品に触れて、問題を一つクリアできたように思う。そして画期的(自分で言うな!)な舞台装置。いくつかのセリフも生まれた。うちの仲間での上演は難しいかもしれないが、そんなことを考えるから書けなくなったことも多いので、今回はそういうことを考えずにとにかく書いてみようと思う。こういう作品との出会いのためには多くの作品に触れることが必要なのだなァ。ウン。

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