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リチャード・ブルーム『愉快な仲間またの名浮かれ乞食』を読む

 中学校合同のサマーコンサートに行った。表現の中でも音楽は軽く国境を超えるからいいなァと思った。先月コンクールを終えたばかりだから、その時の演目を演奏するのは仕方ないものの、孫のステージを観に(聴きに)来たじいちゃん、ばあちゃんのことを考えると、そういう人たちを意識した選曲が望ましいような気もする。鶴谷の演歌メドレーみたいなの。

 会場での待ち時間を利用して、エリザベス朝喜劇10選第Ⅱ期10巻目のブルーム作品を読んだ。面白い。面白いのだけれど、作品との接点が全く見いだせない。人物へ感情が寄り添うことがない。くら昔の作品でも何らかの歩み寄りがあるのに、それがない。珍しい。ハチャメチャな作品世界なのに、ブルームという劇作家の生真面目さが災いしているのではないかと思った。もちろん、初めて読む作家であり、彼が生真面目な人間かどうかはわからないのだけれど。

 初めてで何も知らないから巻末の解説を読む。ところが、学者の解説は論文調で、読む気をなくす。彼らは学者仲間向けに出版しているのではないか。だとしたら、大間違い。芝居の脚本である限りは、九州片田舎のド素人が読んでもフムフムという解説にして欲しい。そうすれば、読者が増え、2500円(税別)より安くなるのではないか。それに学者は原書を読めばいいのだし、ウン。

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