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脚本選びにもっと時間を

 大会に向けての取り組みに2ヶ月60日かけるとして、そこに費やす時間と労力と精神的負担はかなりのものがある。だから、それだけの価値のある脚本を選ぶことが何よりも肝心だと思う。

 今回ぼくが訪ねた大会は、既成3本、生徒脚色1本、顧問創作4本だった。そのうち取り組み甲斐のある脚本は3本だと思う。もちろん、これがいいと思って書いているのだから、それがいいと思う人がいるのも当たり前で、あくまでぼく個人の考えでしかないけれど。

 大会は終わった。極端なことを言えば、これから来年の大会に向けての脚本選びを始めていいんじゃないか。来年何人の部員が入るかわからないけれど、だからこそいいんじゃないか。部員が確定して、男2、女3だから、と、その人数で選ぶから、仕方ない脚本になってしまうのではないか。もし、「これだ!」という脚本に出会えば、それに必要な人間を集めればいいのだ。集まらなければ、足りない人数で上演できるように書き換えることも可能だ。「これだ!」という作品には、そういう「無理」をさせる何かが宿っているように思う。「これだ!」には簡単に出会えない。100本読んで出会えばラッキーかもしれない。しかし、100本目に出会えた時、前の99本が与えたものは大きい。芝居作りの腕力を鍛えてくれているはずだ。そういう部員が二人いれば、その部は飛躍的に向上すると思うのだが。

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