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月に照らされた1マイル

 朝犬との散歩は寒い。靴も靴下もはいてないのに、寒いのに、彼女は元気で道路から田んぼ道に入るとリードを外すと、勢いよく走って行く。時には猫やら野生小動物を見つけたりした時の勢いったらすごい。10月で12才になったから、結構オバサンなのに、感心するやら羨ましいやら。

 20年くらい前に買ったギターの弦を張り替えようとしたら、貼りすぎたのかブチンと切れた。こりゃあイカンともうワンセット買ったら、また同じ弦を切った。それで別の弦をそこに張ったんだけれど、どうもあのギターが呼んでいるような気がしてならない。なんか、あれを買うための口実というか理由というか言い訳というか、そんなもんを探しているような気がしてならないけれど。

 さて、犬との散歩には単二2本を入れる懐中電灯を使う。しかし、田んぼ道は月明かりで結構明るくて、使わない。夜明け前の星明かり、月明かり、そして引き締まった空気。ガタがきはじめた頭が冴えわたっているように思える。ここで毎日ひとつの言葉を見つける。ずっと使いたいひとつの台詞があり、その台詞を成立させるための脚本でもいいんじゃないか、と、か。その日の授業はこうしよう、と、か、とか。

 月が痩せてきている。それはそれで、星の輝きを楽しめるということなのだ。犬がいなかったら、知り得なかった。彼女には感謝してます。

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