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米原万里『米原万里の「愛の法則」』を読む

 久しぶりの雨。一滴ごとに世界を冷やすのか、底冷えする一日だった。教室にも暖房が必要だと思うが、聞く耳をもたないのがアイツらだ。生徒の学習環境の充実をしないで、やれ学力の向上だの、それナントカだの、と、文科省は現場感覚を持たないで注文だけする。どうしようもない。生徒諸君、大人になっても、あんなオトナにはなるな!

 ひさしの『読書眼鏡』で米原万里の著作を紹介していたので、その中から5冊を選んで注文した。以前から、書店で気にはなっていた人だが、何故かその都度手を引っ込めた。

 ひさしの再婚相手が米原万里の妹さん。だからひさしが亡くなった義姉へのナントカかなと思ったが、まさかひさしが、ねえ。その通り。

 講演集。面白い。男と女のアレコレから世界、人、そして語学の勉強の仕方まで、おそらく米原のエッセンスを凝縮しているのかもしれない。こんな博学で繊細で的確な表現ができて、人としてガッシリとした骨太な人は珍しい。ロシア語の達人として同時通訳をしてたが、言葉の学習が人間を育てる可能性を強く感じた。

 高校の無償化とか子ども手当とか、一律にした民主党。それよりも学校の学習環境の適正化をしなさい。

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