« 竹内一郎『なにもいらない~山頭火と放哉~』を読む | トップページ | 弔辞 »

平田文也編『堀口大學』を読む

 わたしの耳は貝の殻 海の響きを懐かしむ

 有名なコクトーの詩は大學の訳だったのか。

 大學は東大の赤門の近くで生まれたのが名前の由来らしい。フム。

 彼の詩や翻訳を読み、かなりいい仕事をした人だとわかった。もっと評価されていいと思った。軽みと遊び心があり、女とのあれこれ、そして自己をみつめる深さ。詩人とはこういう人なのだ。彼の「詩」を引用する。

 難儀なところに詩は尋ねたい ぬきさしならぬ詩が作りたい

 たとへば梁も柱もないが 然も揺るがぬ一軒の家

 行と行が支え合って 言葉と言葉がこだまし合って

 果てて果てない詩が作りたい 難儀なところに詩は求めたい

 

|

« 竹内一郎『なにもいらない~山頭火と放哉~』を読む | トップページ | 弔辞 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 平田文也編『堀口大學』を読む:

« 竹内一郎『なにもいらない~山頭火と放哉~』を読む | トップページ | 弔辞 »