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劇的アフター

 部屋の窓から他家の畑を挟んで父親の家が見える。主人を失った家がいつもより暗く見えるのは気のせいかもしれない。

 月曜日に葬儀が終わり、今は後処理のあれこれに動き回っている。3年の卒業考査に再試験を課したので、昨日と今日学校に行ったが、後はあれやこれやの煩雑な手続き。

 沢山のことを学んだ。具体的に書くとくどくなるので書かないけれど、「なるほど」と「そういうことか」が沢山あった。

 後処理よりは、考えることが多い。家に帰った時、あるいは出かける時、親父は今、と、気にかける癖がついていることに気づいた。父親の冷蔵庫の中身を処理する時も、様々な想いや言葉が飛び交った。これからはそういう様々な想いに名前をつける時間が続くのだろう。

 父親の車を処分した。8年で15000キロ。1年間で2000キロ弱。ひと月170キロ弱。母親のところ、買い物くらいではそれくらいか。

 皆様のご厚情に深く感謝します。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この度は突然のことで、驚いています。先日は電話をいただきましたのに折り返しのお返事もしませんで申し訳ありませんでした。

劇的アフター。でも、アフターの様でこっちがメインステージだったりします。数本やれたりします。七七法要まで、あるいは3回忌法要まで、いろいろな会話が現でも夢の中でも繰り広げられます。舞台を、登場人物皆さんと一緒に”楽しんで” と願います。 深い時間です。 合掌。

投稿: 高尾 | 2012年2月 9日 (木) 22時30分

日曜日の明け方に連絡があり、思いつくままに連絡をしました。

あたりまえのことだけど、僕はお父さんお母さんのおかげで先生に出会うことができました。そして先生と出会えた事で、さらにたくさんの人に出会い、世界がひろがっています。

結婚するちょうど1年前、夫婦でおじゃました21年5月5日。
畑の向こうから『しょうちゃーん。ちょっと。』と父上に呼ばれ、重い荷物を移動させていましたね。
あのほほえましい親子の姿が忘れられません。

お父さんまたいつか、しょうちゃんの、あのウッドデッキに遊びに行かせて下さい。

心からご冥福をお祈り致します。

投稿: 木下 | 2012年2月10日 (金) 13時22分

大変でしたね、17日から宮崎である「フォルスタッフ」に長崎からいい役者が出るので観に行ってもらえないかなと思いブログを久しぶりに開きました。此の所連絡入れてなかった熊本に電話します。寡黙な父ですが少し話をします、寒いです、インフルも流行ってます。何も感じなくなってるかもしれませんが疲れてると思います、どうぞ御身大切に、長崎より合掌。

投稿: 徳永義博 | 2012年2月11日 (土) 19時54分

宮崎、行こうかな。フォルスタッフはシェイクスピア劇から生まれた傑作人物。それをどう扱っているのか、興味があるし。

それから、徳永、メールアドレスは、パソコン替えて、パスワードが思い出せなくて、gmailにしています。それで、このページのアドレスから、何かあれば。

「死ぬという個人的偉業を成し遂げた」、村上春樹の作品だったか、それを喪主挨拶で使わせてもらったけれど、そんな重さを感じました。親に少しの愛情を!

投稿: イーダです | 2012年2月13日 (月) 21時53分

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