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夏目漱石『吾輩は猫である』を読む

 3年くらい前向田邦子を集中的に読んだ時、向田が小学生の時に『猫』を読み、面白かったとか書いていて、まさか、と、思った。学生の頃かに読んで、かなりの教養がないとわからないと思ったからだった。

 今回は電子辞書で引きながら読んだ。掲載された雑誌(高浜虚子の『ホトトギス』だったか)の売上がグンと伸びたらしいから、当時の読者の受け止めるチカラは高かったと思う。辞書を引き、注釈を読みながらだから、えらく時間がかかったものの、面白かった。漱石は凄い作家だと痛感した。

 くどすぎるくらいに書いていて、そのくどさに溢れる漱石の博学。そして『坊っちゃん』を思わせる部分に、教師漱石の生徒観。女に対しての攻撃性。戯作者を思わせる言葉遊び。とにかく楽しんだ。このまま漱石全作品という想いがあるものの、『猫』は全集の1巻目だが、2巻目が図書館にない。それがストップになっている。順番通りに読みたいのだ。ウ~ム。どうしよう。

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