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初盆狂騒曲(1)

 初盆ですね、と何人かの人から言われ、「はァ」と曖昧なイエスを返した。実は初盆の意味が良くわからない。
 乱暴な言い方だけれど、仏教のあれこれがお寺の経済を支えるシステム以外のなにものでもない、と、思っている。いやそうではない。亡くなった者を偲ぶのは大切なことだ、そのためのシステムなのだ、と、一方では考えもするのだけれど、実感が伴わないから消え去る。
 一番わからないのは戒名。戒名は「三途の川」を渡るパスポートだと理解しているけれど、そもそも三途の川自体一種の比喩みたいなものだから、そのパスポートがファーストクラス、エコノミークラスみたいに等級がある。それがお金で決まる。死んだ者を宗教が弔うのはありがたいが皆平等でいいのではないか。お金を払える者と払えない者で差別していいのか、と、思う。そして、それが寺によって値段が違うのだ。宗教法人として守られていることに首をかしげる寺もある。

 さて、うちの墓は500メートルくらいのところにある。ただ、墓の手前は急斜面になっている。だから墓参りはしんどい。墓参り前に掃除がある。それは2日に分けて、朝の犬の散歩をかねて行なった。2日目は犬でさえも登り口でイヤな顔をした。宝くじがあたったら、その墓場の数箇所に水道を設置したいと考えている。

 些細だが無視できない作業の様々な想いが入り交じって、初盆を迎えた。

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