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文化祭のテーマ

 現在豊南高校は若鶴祭体育の部(以後、体育祭)の応援団の練習が熱心に行われている。豊南の応援団長は女生徒で、当日は他の女生徒応援団も艶やかな姿を見せてくれる。豊南の名物といってもいいと思う。

 その練習の声や音を聞きながら、生徒会室では若鶴祭文化の部(以後、文化祭)の担当者がテーマ決定に議論を交わしている。これだ!というのがなかなか出ない。一応、生徒全員に公募はしたのだが、これというのがなく、それでもその中にあった断片の言葉を彼らはどうにか組み入れようと考えている。その姿勢はいいと思う。ぼくは傍らで、時々意見を言う。彼らにこうしろ、ああしろという気持ちはなく、ただただ、そのテーマを与えられたほかの生徒の気持ちになって、わからないとかいうようなことを言う。彼らがそれにきちんと対応してくれる。そういう彼らが中心になってつくる文化祭はきっとうまく行く。

 教師という仕事で一番面白い一つはそういう場所に立ち会うことだ。教室では見えない面を見ることができる。時に生徒がやりたいことに「教育上」を理由に阻止する動きがある。昔昔のある学校では、女生徒のファッションショーに「飲み屋の女性みたいだ」と言い、翌年から廃止になった。そうじゃなくて、この辺を改善したらと、と、言うべきではなかったのか。文化祭はお行儀が良いだけでは成立しない。日常を突き抜けるパワーがあってこそ成立すると思う。突き抜ける度合いが大きいほど、祭りは祭りになる。若い人を制御しようなんて考えは捨てていいんじゃないか。もっとできないのか、と、挑発していい。おとなしい若者なんて祭りの場にはそぐわない。はじけないと。そのご相伴で、オジサンもはじけたい。

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コメント


いいですね文化祭。

熱が伝わってくるようです。

主役の生徒たちが
大いにハジケ

オジサンも
ステージで1曲
おニューのギターで
唄います。なんてことを、勝手に想像してしまいました。

成功を願っています。


投稿: キノシタです | 2012年9月 7日 (金) 22時26分

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