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沼野充義『チェーホフ かもめ』を読む

 以前ほど書店で本を探す時間がない。書店に行くのが月に1、2回だから当たり前。それも子どもが行くから、乗せていったついでだからなおさらのこと。それでも、行けば、新刊のコーナー、文庫、新書、文芸雑誌、そしてNHKの棚をざっと見渡す。このNHKのコーナーがけっこうミソ。放送内容がまとめられて一冊になっている。そこに沼野の『かもめ』についての一冊があった。

 津久見高校の時(あッ、敷根先生、書き込みありがとうございます。応援してます。)何人かの作家の作品をまとめて読んだ。その一人がチェーホフ。若葉マークの教員時代、月に3~5万ほど本を買っていたが、その時にチェーホフ全集を買った。中央公論社の微妙なサイズの全集。ところがすぐに挫折した。それを突然思い出し、せめて戯曲は全部読もうとした。莫大な数の小説やその他はとても・・・。
 全部読めたのだけど、まァ全部読めたから面白くなくはなかったのだろうが、ピンとこない。何が面白くて、まだあちこちの劇団ではチェーホフを上演しているのか。数年前、沼野の『かもめ』の訳が文芸誌に掲載され、読んだら、実にわかりやすかった。でも、まだわからない。
 今回、沼野の解説を読んで、少しはわかったが、膝を打つほどではない。ただ、喜劇についての説明には膝を何回も打った。そこから、再読すれば、もしかして、と思えた。三度目の正直を目指して。

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