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コミュニケーション能力

 学校の面接練習は就職組から進学組に移行した。生徒の応答の傾向については以前にも書いたが、もう一つ。
 それはコミュニケーション能力について。長所・短所や自己PRの中で、それを挙げる生徒が増えたように思う。
 しかし、それは自分で言うことだろうか。「私は明るい」は自分で言うことではなく、相手に「明るい人だ」と思わせることが肝心だと思うが、それと同じように「きちんと質問を理解して、きちんと答えている」と相手に思わせることなく、自分で「コミュニケーション能力があります」と言ってもそれは通じないのではないか。簡単に考えすぎているように思う。ただ、それは生徒ではなく教師が考えるべきことで、つまり、教師が簡単に考えすぎているのだ。
 たとえば全校集会でコミュニケーション能力が求められている、だからそれを学ぶ必要があると校長が言う。それはよい。しかし、別の話の時に、聴く側のことを考えているのか、というと、どうも自分の言いたいことだけを言っているだけではないかと思えてならない。皆さんにお願いが8つあります、って、一度に8つも覚えられると思っているのだろうか。そういうこと。

 コミュニケーション能力を身につけるには、まず受信能力を高めること。発信能力はその次。そう思うのだが・・・。
 
 

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