« 丸谷才一氏を悼む | トップページ | 遊びと暇つぶし »

『鍵泥棒のメソッド』を観る

 『なんでも言って委員会』で日本映画の評価が低かった。津川雅彦は、自分はいい映画をつくっていないのに、苦情は多い。あれだけの名声を得た人が、何故おおらかに映画を語れないの不思議に思う。

 どうしても観たいというので、19時からの上映に乗せて行った。リピーターが増えているとか、だから上映がのびたとか、そういう情報があったので、期待した。

 前半はイライラした。疑問ばかりが出てくる。その疑問に映画は応えない。後で、そういうことだから、と、思う。脚本が悪いんだな。都合でできている。
 後半はそのイライラがそういうことでそうなったのか、と、思う。でも、最初のイライラはどうしてくれるんだ。これから観る人のためにあれこれ言えない。でも、脚本は破綻している。ラストシーンなんか、笑ってしまう。お粗末に笑ってしまう。ウソを成立させることができなかったのではないか。ウソを成立させることができないことは致命的だ。
 『スター・ウオーズ』を初めて観た時だったか、宇宙船の下からの撮影が長く、長く、長すぎて、結果「デカイ」と思った時に、その映画のリアリティにに入っていった。

 ウソは最初が肝心なのだ。

|

« 丸谷才一氏を悼む | トップページ | 遊びと暇つぶし »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『鍵泥棒のメソッド』を観る:

« 丸谷才一氏を悼む | トップページ | 遊びと暇つぶし »