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勘三郎の魅力

 今朝、テレビの上の画面に中村勘三郎逝去のニュースが流れた。驚愕。

 おそらく稀有の役者。幸四郎が、まだ染五郎の時にミュージカルに主演して、本場のブロードウエイで主演を演じたのもすごかった。勘三郎は、宮沢りえとかの浮名とかもあり、ぼっちゃんが、と、思うことで知った名前(当時は勘九郎)だった。でも、どこかでスイッチが入ったんだろう。幸四郎の越境を超える規模でのあれこれをやっちまった。これから、だったのだ。

 芝居。それが野田のハチャメチャだろうと古典歌舞伎だろうと、映画だろうと、面白くて仕方がなかったんだろう。こうしたい、ああしたいでどんどんやっていった。役者としての貪欲さ。なのにおちゃっぴで、気さくで。これまでの業績は素晴らしい。でも、彼は、これからだったのだ。枯れた勘三郎をつくる二〇年があったのだ。

 惜しい。

 冥福を祈ります。

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