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畑野智美『海の見える街』を読む

 2階が児童館、3階が図書館の市民センターが舞台。そこに勤める4人の独白形式で物語は勧められる。先入観以外の何物でもないが、そういう所に勤める人はみんな同じような表情で平々凡々とした毎日を送っているような気がする。もちろんそんなことはない。みんながドラマを抱えている。もっとも書きたてるほどのことでもないのだが、だからこそ面白いともいえる。

 ラストが、それはあんまりじゃないか、と、思ってしまうのだが、二人を祝福していると考えれば許せる。これ、映画にしても面白いと思う。キャスティングが難しいけれど。まッ、絶賛するほどではないが、悪くはない。ただ、タイトルは、「街」より「町」のほうがいいのではないか。

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