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ケリー・マクゴニガル『スタンフォードの自分を変える教室』を読む

 原題はThe Willpower Instinct。邦題はハウツー本のようになっているが、心理学や行動経済学などの多種多様な学問を駆使している。そして、たとえばダイエットの失敗とか禁煙の失敗とか、日常生活で何度も経験する「失敗」を避けるにはどうすればいいかを教えてくれる。心理学がここまで発展していることに驚きながら、感心と納得。

 教職員が不祥事を起こすたびに県は研修させる。それが、最近は、不祥事を起こして懲戒免職になったら、退職金がパアになるなどと、恐喝まがいの手法を取っている。その繰り返し。つまり、それが効果がないことを証明しているのに、だ。どこの県でも同じなのだろう。数年前、どこかの県の教育長がもう打つ手はないと嘆いていたが、脅してもダメなんだから、気持ちはわかる。

 ぼくは心理学の専門家を呼んで、話してもらったほうがいいと話したことがあったが、彼らは聞く耳を持たない。このケリーの本を読んで、こういう専門家に相談するのが一番いいと強く思った。この本を読みだしたら、タバコが半分になったのだ。

 ケリーはスタンフォード大学で最も優秀な教職員に贈られる賞を受賞。また『フォーブス』の「人々を最もインスパイアする女性20人」に選ばれているとか。もう一度、今度は考えながら、検証しながら、習得するつもりで読んでみる。タバコと酒をやめることができたら、この本のおかげだ。もっとも、やめようという強い思いが今はないんだけれど。

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