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ヘンリー・ペトロスキー『フォークの歯はなぜ4本になったか』を読む

 フォーク、クリップ、ファスナー、鋸、缶と缶切り等、どこにでもある日用品の進化を豊富な事例を使って、丁寧にたどっている。
 日用品の多くはあまりにありふれているためあまり注目されない。缶詰を開けようとして、缶切りがなくて、やっと探し当てた時に有り難味を感じるくらいで、普通感謝されることはない。ただ、そのなんてことない現在のカタチに至るまでには沢山の失敗とその都度の改良があったのだ。そして、それに関与した人、一応現在の完成形をつくった人、その数はかなりの数になると思うが、誰も名前を知らない。
 少しだけ、何かを見る時、いつもよりしげしげと見てしまうという効能のある一冊。

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