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池田政之『審査員』を読む

 朝、7時30分頃職場に着き、パソコンに電源を入れ、専用に持ち込んだ湯沸しにスイッチを入れ、パソコンにパスワードを入れ、大学の後輩の劇団のHPを開く、公演前のピリピリ感のある文章を役者版と作家・演出家版を読み、最後に女優のブログを読んで、googleのニュースページを開いて、コーヒーを入れる。それをすすりながらニュースを読み、聞える挨拶に同じ言葉を返し、仕事モードになっていく(ウソ。ぼくはいつでもどこでも同じモード。家や職場や遊びで、することがちょっと違うだけ、じゃないのか?)

 さて、池田政之の『審査員』

 戯曲賞の最終選考の公開会場が舞台。審査員に候補者、加えて過去の候補者が入り乱れてのあれこれやが展開する。一幕一場。こういう芝居つくりは、ぼくもやってきたので、親近感みたいなものを覚え、楽しめた。こういう作品、三谷幸喜の『12人の優しい日本人』とか、好きな作品だ(三谷は過大評価されすぎている、って、前書いたか)。
 池田には申し訳ないが、この作品、この手は、人数不足に悩むアマチュア劇団や高校の演劇部(無理、か?)は事情に合わせて設定を変える、書き変えることが可能なような気がする。その意味でも一読したらいい。深くはないが、面白い。嗚呼、そういうのを高校演劇の大会で上演すると、審査員からこっぴどくやられるのか・・・。

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