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テレビをつまんなくしたのはテレビ人だ

 テレ西で毎日夕方に『ヒーロー』の再が何度つくかわからない放送をしている。何回か観ているので話の流れはわかっているのだが、面白い。キムタクが出ているからではなく、キムタクが出るのでいい脚本をつくったからではないかと思う。

 テレビ人は、もしかしたら視聴者を見失っているのではないか。視聴率ばかり気にして、つくりたい番組をつくる姿勢がなくなっている。どこのチャンネルも同じ芸人を使って、ウンザリする。ドラマは特殊化するあまり、一般化できないものが多い(『相棒』もそうなりかけている)。もう、何を伝えたいのか、その辺が希薄で、テクニックだけの薄っぺらなものが多すぎる。焼き直しの焼き直し、そのまた焼き直し。テレビ人は、昔の作品を見直した方がいいのではないか。

 地味なのに面白い『鉄腕ダッシュ』は、オリジナルでのこだわりは尊敬する。

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『ミス・ギャングスター』を観る

 四半世紀前、『七人の軍隊』という二時間ドラマがあった。老人介護施設の立ち退きにヤクザが絡んでいて、七人の老人がそのヤクザと戦うというものだった。ヤクザ役を東映から雇ったものの、数が不足しているということで、スタッフ数人が急遽ヤクザ役をやらされることになった。ぼくもその一人。当時長かった髪をオールバックにし、ワイシャツに黒の上下という格好をさせられ、トラックの荷台に乗せられ、止まると同時に飛び降りる。そして窓からライフルを撃つというシーン。トビー門松(だったか・・・)さんが銃口を持ち、それを勢いよく上にポンと上げる。撃った時にはそれくらいの反動があるから、ということだった。主演は森繁久弥。テレビ版「寅さん」を演出した大御所が演出をしたが、ワンテイクして、「もう一度」とインカムでフロアに伝えると、森繁さんがモニターで睨んだ。そしたら「OKです」。

 『ミス・ギャングスター』は韓国の三人の年配のお姉さんが銀行強盗をするという話。スーパーで万引きした品物を路地で競売、それを貯めてハワイに行く金に足りて、振り込もうとしたら、銀行強盗に奪われてしまう。それで銀行強盗、という訳だが、この手の話は落としどころが難しい。ハッピーエンドとおいうのも嘘っぽいし、悲惨ではやりきれなくなる。脇筋を絡ませるところで、まあ、こういうところしかないか、と、思う。こういう映画をつくる韓国映画人は素晴らしい。

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『哀しい妖精』

 昨日からギターでコード進行を探しているのが、南沙織の『哀しい妖精』。

 ジャニス・イアンの曲に松本隆が日本語の歌詞をつけたもので、南沙織の曲ではベストだと思う。いや、もしかすると、世界のあらゆる曲の中でもベストではないかと思うほど、好きな曲。部屋のどこかにCDがあるのだろうが、手っ取り早くYouTubeで聴いたが、やはりいい。名曲だ。

 YouTubeで、南沙織が拓郎と『春の風が吹いてたら』をヂュエットしてる映像があった。そんなこんな(?)で拓郎は’シンシア』を作ったのか・・・。

 ゴールデンウイークなのに、庭(敷地内、っていった方が正解か。庭らしいものないもんな)の木の枝を眺めては、ちょっと時間をおいてまた眺めて、よし切ろう、と、そんなことをし、合間にビール飲みながらコードを探している。明日も休みっていう思いが何よりうれしい。

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ポロン(2)

 毎朝、散歩に誘うが、動かない。頭を撫でてやると、散歩に行ったのに、行かない。ウッドデッキに寝そべって、近づくと、サッと起きてたのが、最近は声をかけるまで気づかないことがある。彼女の老いは、ぼくよりも早い(当たり前、か)。それでも、誰かが来ると吠える。彼女なりに責任(みたいなもの)を果たしているんだろう。えらい、と、思う。

 ポロンはご飯(11歳以上用のドライフードに11歳以上用のスープ状のものをかけてあげている)を最近は残すことが多い。それを、どうやら狙って、小鳥が集まるようだ。別のところに設置して、小鳥用にあげたりするんだけど、彼らの食欲は旺盛で、いつも空になっている。

 ポロンはそういう小さいものには無頓着。カラスのような鳥になると吠えて、おっかっける。彼女は「こいつはいい、こいつはイケナイ」という基準があるようだ。

 出かけるときに「お留守番」と言うと、後をついてこない。でも、「お手」はしない。そういう関係ではないと思っているようだ。でも、じゃれ合いながら撫でたりをしていると、「ポロン、ゴロン」というと、ゴロンとなって腹をさらけ出す。

 結構配慮しないと、と、思う。

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『素晴らしい一日』を観る

 男の前に以前付き合っていた女が現れる。貸していた300万ウオンを返してくれと言う。しかし男には返す金がないので、知り合いを訪ねて、返す金を借りる。それに女がついて行き、男の知らなかったいくつかの面を見るという映画。

 発想が面白い。お金をかけたり、CGを使ったり、大きな事件が起きなくてもいい。人間の日常をちょっとずらせば、こんなに面白い映画が出来上がるのだ。こういう映画が好きだ。

 男も女も、ごくごく普通の俳優。でも、後半で、冴えない男がいい男に思えたり、ある瞬間女がとても魅力的見えたりする。それが映画のいいところではないかと思う。

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灯油を買う

3月中旬に買って、それが最後だと思っていたが、今日灯油を買って、ストーブを引っ張り出した。「初夏ですよね」と木曜日に話していたのに。

 夏には「いつもこんなに暑かったけ」、冬には「いつもこんなに寒かったけ」と誰かに訊ねる。その相手もたいてい「どうだったっけ」と首をかしげる。毎年のことをとんと覚えていない。ウ~ン。

 ゴールデンウイーク前に、こんなに寒いことあったけ?

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『ショーシャンクの空に』を見る

 村上春樹の新作が一週間で100万部を超えたと、出版社が発表したらしい。本当かどうか。「読まれてます」という広告かもしれない。発売日に並んで買った人の何人かは出版社のアルバイトかもしれない。

 新作にムキにならなくていいのではないか。文庫本になって買えばいい。『1Q84』を買って、読んで、後に『海辺のカフカ』を文庫本で買って、こっちの方が面白いと思ったのだった。

 新作にこだわらず、同じ作品を2回、3回観るのも効果的な方法だと思う。本も同じ。

 『ショーシャンクの空に』。二回目。やはり面白い。もちろん『となりのトトロ』にははるかに及ばないけれど。

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あと347日

 歓迎遠足。
 来年度へバトンを渡すために、今年はサブなので、傍から見ては必要に応じて言葉を挟むという役割。いつ、どの程度にかが、結構微妙なので、メインに比べてストレスがたまる。咄嗟の判断に緊張することがないので、その楽チンを肝に銘じれば、ストレスは減る。去りゆく老兵なのだ。

 最後の歓迎遠足。歓迎された新入生は豊南高校最後の生徒になる。来年は歓迎する新入生はいない。その辺で進路選択に悩んだ中学生もいたと思う。確かに、3年生になった時、下級生はいないから、体育祭も文化祭も、アレやコレやに寂しい思いはするかもしれない。でも、だからこそ経験できることも少なくないはずだ。そこを楽しむ姿勢でやっていけばいい。他の高校3年生には経験できないことだ。

 そして、ぼくにとっても、最後の遠足。嬉しい。ただ、日に焼けた。顔がヒリヒリする。忌々しい、太陽だ!

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ラッキーなこと

 娘が本屋に行きたいというので、疲れた体にカツを入れて行った。娘が選んでいる間、ぶらぶらして文芸のコーナーに行くと、ひさしが書こうとして逝去して書けなかった芝居を若手の劇作家が書いた作品が掲載されていた。一冊だけ。最近文芸雑誌は売れ行きが悪いのか、少なくなっている。店頭には村上春樹の新刊がドンとあったけど、前作でガッカリしていたので、奥に歩を勧めたらの結果。嬉しい。すこぶるラッキー。こういうことがある。ん。

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何てこった

 「もう行くの」という言葉を背中で受けて、春祭に行く。ビールを飲みながら買い食いする愉しみが歩を運ぶ活力となって好調。長瀬橋を渡るとき、すごい風が吹き、欄干にしがみついた。家を出る前も、途中でも何かアナウンスがされていたが、風のせいか断片の言葉しか聞こえない。中止という言葉は聞き取れたが、何が中しかはわからない。

 会場に着くと屋台がない。準備をしているのかと思ったら、バラしているのだった。で、あちこちでの情報をまとめると、風でテントが次々に飛び、フライヤーとかが巻き込まれ、そのため中止になったとのこと。路上に並ぶ業者の店も撤去するように言われたらしいが、「お前らの言うことはきかん」と続けているらしい。もっともなことで、この日のために素材等の準備をしてきたのだから、それをはかないと大損になる。商工会のある店は1000人分の用意をしていたということ。

 チャンキーが開店すると同時に行き、たこ焼きでビールを飲んで帰る。苗木の無料配布に並び、ハナミズキかヤマザクラで悩んだが、結局コブシにした。これから、スペースの少ない敷地のどこかに植えるのだが、数時間はかかるかも。腰に注意。

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また、雨か

 今の生徒会は54期。この54期の生徒会になって雨が付きまとう。2学期の募金活動は雨で中止。3学期の募金も始める前に降り出して、時間を繰り上げて終わったものの、生徒は雨の中自転車をこいで帰った。明日、春祭り会場でインターハイの広報活動としてティッシュとカットバンを配布することになっているのだが、すごい雨になるような予報。こういう時、日本では「雨男、雨女」探しをする風潮がある(そういう人もいる、程度にとどめておくべきだろう)。もし、そういう雨人間がいたら、100人くらい集めてゴビ砂漠にでも連れていけば、広がる砂漠化に貢献できるんではないか。

 さて、問題はインターハイの広報活動。今年のインターハイは北部九州4県での開催。一つの県単独での開催の負担を減ずるためということだ。そして、大分が開会式と陸上競技等いくつかの競技が行われる。しかし、佐伯では競技はない。なのに、インターハイの何を広報するのだ、と、思う。そういうのは別の方法ででいいんじゃないか。ましてや「モノ」を配布する。そのお金は別の方に使えばいいんじゃないか。
 誰のためにそんなことをするのかわからない。前年度の踏襲という愚かなことをしているからだ。同じことをする必要はない。加えて、無駄な金を使うべきではない。高校生の大会ではないか。

 明日雨が降らなければ、その押しつけの「仕事」を終えた高校生と食い歩きをしようと思っているのだが、ウーム・・・。

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『夜伽の部屋』4月4日現在

 一年くらい前、「通夜の夜」とかいうタイトルの映画がつくられるとかつくられたとかのニュースを目にした時、やられたと思った。一人だけのアイデアはないと思っている。人間は似たり寄ったりの生き方をしているんだから、どこかの誰かが似たようなことを考えているものだ。そのニュースをザッと読んだ限り、似てるけれど違うので安堵した。でも、とにかく早く書かなければ、と、思った。

 今までなら書いている。だから今までの脚本は薄っぺらいものだったとも思っている。ただ、最後のオリジナル脚本だから、何か仕掛けたいと思い、仏教やらキリスト教やら周辺を書物で漂流しているわけだ。言ってみれば、白地図に川や山や湖を書き込む作業みたいなことか。

 登場人物は4人。あと一人出すかどうかまだ決めかねている。それは上演するとなるとぼくが演じることになったんだけれど、とりあえずは4人で書く。男3人、女一人。約90分一幕芝居。劇中で歌われる歌もつくった。時々書き始めたくなるが、革命せっかち病を押しとどめ、もう少し漂流しよう、と。一滴一滴がコップの縁からこぼれるまで待てばいい。ウン。

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『理由なき反抗』を観る

 目や耳にそのタイトルが触れるたびに、観ていないことが気になる映画がある。その一つが、ジャエイムス・ディーンの『理由なき反抗』。彼の熱狂的なファンの映画評論家小森和子(故人。小森のおばちゃま、っていってもわからない人が多いんだろうな)がジミー作品のベストにあげていたような記憶(間違いかも)が多分影響しているんだろう。

 ぼくは『エデンの東』しか観ていない。いい作品だと思う。でも、ジェームス・ディーンは、様子のいい俳優で、若くして自動車事故で亡くなったため伝説となっているけれども、好きになれない。意味はないが、ストラスバーグの俳優養成所出身の中では、ポール・ニューマンの方が断然いい。だけど、またまた、たまたま、目に触れたので、観たんだナ、『理由なき反抗』。

 脚本が強引すぎると思う。ドル箱俳優だから、少しの瑕疵があっても、作っちゃえということだったのかもしれない。しかし、ジミーだけを見ることができれば他はドーデモいいと思っている人にはそれでもいいかもしれないが、普通の観客は自分の内に丁寧に積み重ねてくれないと、つまらない印象で終わってしまう。ということで、永年の果たせぬ思いの結果は、駄作。観終わった後の脱力感。今夜は熟睡できそうだ。

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豊南高校野球部の活躍

 甲子園での報道の陰で、豊南高校野球部の活躍を知らない人が多いと思うので、このページを時々覗いてくれる人に伝えたい。

 豊南の野球部の生徒は大きくない。でも、心根が良い。キャプテンは人間として素晴らしい。ソフトバンクの内川選手出身の大分工業戦を観に行った時、ああ豊南の生徒の一番いいところが出ているなと思った。

 高卒ルーキーのプロ野球選手のあれこれが報道されるが、スーパーな高校生はごく一部で、それ以外の野球部員の姿を紹介して欲しいと思う。

 大工に勝ち、別商に勝ち、ベスト8に進み、楊志館に惜しくも負けたけど、くじけることなく逆転した。ここが偉い。世評では格上とかの相手に、だよ。ベスト4には行けなかったけど、いい闘いをした。

 ただ、写真を撮るのは難しい。流れを考えてカメラを据えて、動きに注意しながら、だけど、動きが読めないんだ。本当に悔しいけれど、悔しいけれど本当。

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あと364日

 新年度が始まり、教員生活最後の一年が始まった。

 27歳の2月に東京での仕事を辞め、失業保険でしばらく本と酒の自堕落な生活を送り、保険が切れる頃に電話があり、中津工業定時制で半年過ごし、4月で教師になった。講師生活が長い人がいることを考えると、申し訳ないような転がり方だと思う。あれから31年と1日。飽きっぽいぼくがよく続いたと思う。自分を褒めるようなことは何一つないけれど、ここまでやってこれたのは生徒が与えてくれる様々な変化だと思う。人間は自分で教師になることはできない。生徒が教師に育ててくれるのだ。もっともぼくは発育不良ではあるが。

 あと354日でこの生活を終わることができる。嬉しいの一語に尽きる。丁寧に過ごそうと思う。それは別に退職の感傷ではなく、退職した後の生活への準備のためだ。
 先日、61歳から、65歳からの年金支給額が送られてきた。フムフム。もっとも、介護を要する母、高校生の二人の子どものことを考えれば、しばらくは非常勤で教師をしなければならないかもしれない。教師をフェードアウトするにはそれでもいいかもしれない。

 我が家の枝垂桜は今が盛り。来年、どういう思いでそれを眺めるのだろうか。

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