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『ことばの魔術師 井上ひさし』を読む

 雨が降っていなくて、子どもの送迎の必要がない朝、はて今日はどの辺を走ろうかと考える。ただ、来年の今頃のことを考えると、今日はその練習でもするか、と、ちょっと家事をやってみた。フムフム。そのうち、この夏に完成させる脚本のことを考え、休みの午前は机に向かう生活パターンにしたほうがいいと判断。とにかく、ということで、菅野昭正編の本を読んだ。

 ひさしは昔オーストラリアの大学に客員教授を半年ほど勤めたことがある。その時のエピソードをロジャー・パルバース紹介している。ひさしがアデレード芸術祭で「日本人は笑う」というテーマで講演をした。質疑応答の時、日本人が手を挙げ「何故直木賞の人が講演するのだ。私はそれより上の芥川賞を受賞している」と言ったらしい。パルバースは名前を伏せているけれど、そういう見方は確かにある。芥川賞は純文学、直木賞は大衆文学、みたいな線引きをしている向きもあるようなのだ。ひさしは、芥川賞は作品に与えられ、直木賞は作家に与えられると以前書いていた。そんなことは、読者からすればどーでもいい。面白ければ、芥川だろうが直木だろうが、関係ない。ぼくにとっては、村上春樹よりはひさしの方がはるかに面白いのだ。

 退職まであと309日。あっという間に過ぎて欲しい。

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