« 運転免許を更新する | トップページ | 理想の本屋 »

國弘正雄『英語の話しかた』を読む

 中学、高校で6年間英語を勉強しても日本人は英語を話せない。それが問題になることがある。それで、今年の一年生から英語の教科書が変わり「コミュニケーション英語」という冠がついた。そして授業は英語で行う。英語教師が集まった時、「英語でできる?」という話題になることがひところ多かった。つまり、今まで行ってきた文法の説明を考えると、それを行うととてもできない、と、続き、仮に事前にその英語を準備しても、果たして生徒に理解できるか、と、なり、しなくていいという所に落ち着く。

 何でもそうだが、結局は毎日一定時間行うことが肝心だと思う。そして、そのためには学習者にその気持ちがないとできない。好きこそものの上手なれ、だ。

 定年間近に國弘氏の本を開いたのは、そういう所とは全く無縁。フリーになったら、自分のためだけに英語を勉強してみようと思っているからだ。そのための確認作業。
 國弘氏は、中学の英語の教科書を数百回も音読して英語ができるようになったという。最近は音読の言葉が使われていない英語の学習書はない。それくらい、國弘氏の方法は浸透している。それ以外にも英語学習について示唆に富んだ一冊。
 最近、聴くだけで話せるようになるという教材にも國弘氏は否定的。それと同時に単語の知識や文法や文化の理解に努める必要があることは明白だろう。楽してモノにしたいという、全く虫のいいところに目をつけたとは思う。でも、楽してモノになるものは何もない。
 内的必然とそれを楽しく満たしてくれるもの。ぼくの目標はダブリンの居酒屋でどうにか与太話を交わすことができるだけの英語。

|

« 運転免許を更新する | トップページ | 理想の本屋 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 國弘正雄『英語の話しかた』を読む:

« 運転免許を更新する | トップページ | 理想の本屋 »