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ジェフリー・ディーヴァー『石の猿』を読む

 リンカーン・ライムシリーズを7作品読んだことになる。今までの中では犯人以上に脇役が丁寧に描かれていて、小説の完成度は一番高いと思った。今まではストーリーを追う読み方だったが、今回は読んで、楽しんだという感じがする。

 このシリーズには日本の車がよく出る。アメリカで何万台売れたとかいうより、日本車のスゴサを感じてしまう。この作品には東芝のDVDプレーヤーが登場。ソニーやパナソニックではなく東芝なのか。ふうん。

 今回もアメリア。サックスの魅力が光る。「犯人」が彼女に欲望の眼差しを向けている描写は、彼女の魅力を際立たせる。ディーヴァーは、自分で作り出したヒロインに恋い焦がれ、叶わぬ恋だと知れば、銃撃戦で、あるいは車を疾走させて、殺してしまうんじゃないか、そんなことを考えてしまう。でも、ドイルがホームズを帰還させたことを考えれば、わかるだろう、ディーヴァー。なッ。

 

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