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田村京子『北洋船団女ドクター航海記』を読む

 1985年12月20日発行。日本初の女性船医が鮭鱒漁の船団の母船に乗っての2カ月の奮闘を活写している。ずいぶん前の本なので、戸惑ったものの、古さは全く感じなかった。それはおそらく、船の人間を中心に描いているためだろう。なかなかの書き手で、映像が浮かび、わかりやすい。彼女が船の男たちを愛してやまないのがわかり、それが読み手にも伝わり、会って話したくなる。

 図書館の書棚を眺めていて、ちょっと興味を持ち、手にする。それが面白いとかなりトクした気持ちになる。ただ、佐伯の図書館は蔵書が少ない。閉所愛好症のぼくは、四方天井までの書棚に囲まれた空間がベストなのだが、程遠い。そして広さと深さがない。もし、シェイクスピアを勉強しようと思ってもできない。これがじれったい。そんなの必要とする人間はごくごくわずかなんだろう。それより、多くの人に求められる書籍を優先せざるを得ないのはわかるとしても、だ・・・。

 子どもが家を離れてからが、ぼくの老後になるのだろう。そこで本は今より大切になると思う。あと2年半。

 アッ、田村の本は豊南高校の図書館だった・・・。

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