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ジェフリー・ディーヴァー『静寂の叫び』を読む

 A Maiden's Grave が原題。Amazing Grace をそう聞き間違えた登場人物の一人のエピソード。直訳すれば「乙女の墓」になるだろうが、まさにそれが描かれている。聾学校の8人の生徒と2人の教師を乗せたバスが脱獄囚に乗っ取られ、今は使われていない食肉工場に立てこもり、FBI捜査官との丁々発止が、それのみで描かれている。余計な要素はない。完成度は高いのではないか。
 ただ、ずっと疑問になっていることが、ラストに解決されるものの、そういう終わり方しかないのかという不満が残る。

 ディーヴァーの作品は映像が浮かぶ。だから、最後まで読んでしまう。つまり、登場人物が活きてるってことかもしれない。

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