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百田尚樹『海賊とよばれた男』を読む

 出光興産創業者をモデルにした小説。小説だから、フィクションの部分もあるのだろうが、どこまでが事実で、どこまでが創られたものかはわからない。ただ、主人公が途轍もなく魅力的な人間。そして彼を取り巻く人たちも、熱く、真摯で、魅力的だ。彼らの真情にに触れるたびに泣いてしまった。同時に彼らが大事をやり遂げる度に、喝采を叫びたくなった。そして、今の日本にこういう人達がいないからこそ、この作品が売れるのではないかと思うのだ。

 若い人たちに、特に高校生に読んで欲しい本。早速、薦めなければ。

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値段の不思議

 定価、メーカー希望小売価格、そしてオープン価格。新製品が出て、機能を確かめ、値段が気になっても、わからない。メーカーもシンドイ状況かもしれないが、不親切だと思う。

 だいたい、コンビニは値段が高い。黒霧の900mlが820円くらい。もっと高いところもある。スーパーでは780円程度。それがC店では、698円。たとえば、いつも買うA店で10本買うと、7800円になるが、C店では6980円。もう一本買って、おつりがくる。

 母親は現在介護施設に入っている。毎週土曜日の朝行く。その時、「胡麻麦茶」を一週間分買っていく。行く途中にあるB店では一本168円。しかし、方向の全く違うD店では149円。10本で190円の差がある。一日一本で買っているので、年間の差額で46本買える。
 もちろん、一本18円安いからと、約3倍の距離を車で行くガソリン代を考えれば、安物買いの、に、なってしまう。だから、10本、先日は20本、と、まとめ買いする。

 ところが厄介なのは、D店では他のものも安いかというと、500mlのあるお茶はB店の方が安い、と、その辺の値段の仕組みに疑問を覚える。

 母親に持っていくそのお茶は、どうやらCMがいうように、効果はあるようで、血圧が下がったとのこと。だから、毎週届けているのだ。

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目薬

 時々、目薬を買う。それが目的で行くことはない。ふと目に入って、前に立つ。幾つもの種類の目薬を前にする時、たいていは老眼鏡を持っていないから効能が読めない。ますます買わなくてはいけないと思う。でも、どれを買えばいいのかわからないから、少し値段が高いのを買う。
 ところが最後の一滴までを使ったためしがない。いつもポケットに入れて時々使う。ところが、着替えたり、決めた場所に置いておくというリズムが何かの拍子にずれると見失う。どこにあるんだ、と、探すけれど、切実感がないから、見つからなくても気にしない。
 しばらくして、こんなところにあったのか、と、見つけるものの、放置期間が長かったので、使わないほうがいいか、と、捨ててしまう。

 気にしては使うものの、効能が確かめられない。目より、精神に、効果的な一滴がないものか。

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アラン・ベネット『やんごとなき読者』を読む

 エリザベス女王が読書にはまった、という想定での小説。本を開くと女王の口からジャン・ジュネの名前が出て、びっくりする。そして、女王陛下の読書への傾斜とともに、陛下(彼女って書きたいけれど)の変化が描かれる。

 優れた読書論だと思う。読書を通して、陛下は等身大の人間になっていく。陛下の読書についての記述の一つ一つに頷くことが多かった。一冊の本、一人の作家についての短いコメントが説得力がある。

 uncommon を「やんごとなき」と訳したのはヒットかもしれない。でも、common が基本となるんで、女王陛下だけでなく、普通の読者をもう少し際立たせてもよかったのかもしれない。でも、面白い。本が好きな人には栄養剤になると思う。

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ギターの弦を張り替える

 2年前に買ったヤイリの弦を張り替えた。近々使うことになりそうなので、ともかく賞味期限が切れているであろうから。もっとも、ぼくには音感がないから、よほど奇妙な音を出さない限り、ガチャガチャやって歌えればいいんだけれど。

 張り替えの時、よく弦を切る。ブチッという音を立てて切れる時の絶望感ったらありゃあしない。その絶望感に打ちひしがれて楽器屋に行く時の情けなさ。自分でたとえばAの音を口にしてそれに合わせ、結局は強く貼りすぎてしまったのだ。それでヤイリとともに安いチューニング道具を買った。それに従ってオソルオソル。どうにか張り終えた。フーッ。

 やはり、新しい弦の音はいい。苦労したからそう思うのかもしれないが。早速、ガチャガチャやって歌ってみるか。

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ベッドを冬仕様にする

 さすがにTシャツと半パンで朝の犬との散歩は厳しくなった。長袖に一枚重ねないと厳しい。ベッドに二枚重ねの茣蓙を敷いているが、それがヒンヤリするようになった。夏の間にこそ、そのヒンヤリ感が欲しいのに。それで、圧縮袋から冬用のものをだし、干して、セッティング。試にゴロンとしたら、少々暑苦しい。でも、夜は、特に朝方はこれで万全。いい夢をみれるかも。

 この3連休でほぼ稲刈りが終了。いよいよ秋本番。

 このページを訪ねてくれる皆さん、くれぐれも健康に注意を!

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ツール・ド・佐伯

 日本の市町村で43番目の広さの佐伯の山と海の景色を楽しみながら走るツール・ド・佐伯。そのエイド・ステーションの一つに生徒と参加。そのステーションは170キロの110キロ地点らしく、だから自転車ライダー(サイクリスト?)の力の差が到着時間差を広げる。トップと最後尾の時間差は何と3時間半。

 生徒は明るく応対した。一人が、ペットボトルのキャップを使って、ライダーの数を数えていた。今何人と訊くと、即座に人数を教えてくれる。それで、関係者に「ここを通過する予定の人数は?」と訊くと、本部に電話して、「300人くらいだそうです」。オイオイ、本部が正確な人数を把握してないのかよ。関係者を示す何ていうのか、サッカー選手が紅白試合の時に敵味方を示すユニフォームの上から着るアレ、そのアレを着たライダーが着た。最後尾ですか、と、訊くと、いやまだです、と。後何人ですか、と、訊くと、「わかりません」。その辺はきっちりと把握すべきではないか。

 昨年もそうだったが、今年もまた事務局の緻密さに欠ける運営が目立った。来年はボランティア参加はしない方がいいかもしれない。

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マテイ・ヴュスニック『なぜヘカベ』を読む

 ギリシャ悲劇と喜劇は一応読んだ。演劇はそこから様々に枝分かれしていったのだろう。ただ、基本は変わらない。人間が人間を演じる。

 たとえば悲しみはどうしようもない。その「どうしようもなさ」が沁みる。

 

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『桐島、部活やめるってよ』を観る

 いつもよりちょっとベッドで朝ウダウダして、洗濯機を回して、犬と散歩に行く。雲があったけれど、太陽が絶妙の色合いで東の色が染まっていた。たいていカメラを持って散歩に行くが、こういう時に限って持っていない。カーラジオで、肝心な部分になると、トンネルに入るのと同じ。

 さて、少しだけ気になっていた映画。タイトルがどうもなァと思い観なかった。場面ごとに曜日が表示される。金曜日が何回か繰り返される。視点というか状況というか、その違いがくっきり出てくる。これは面白い。ぼくはこういう手法は好きだ。
 そして、桐島が出てこない。これがいい。
 ぼくは部員数の少ないことを隠すために、台詞のやりとりだけに出てくる人物をよく設定したものだ。もちろん、すでにどこかでやられていることだろうけれど。

 ほとんど何も起きない。でも、その周辺の動きが面白い。映画にしかできない効果がある。舞台ではできない。 

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