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『ジャッカルの日』を観る

 ド・ゴール大統領暗殺を図る暗殺者ジャッカルを丹念に描いている。昔見ているので、懐かしいと思いながらも、やはり、面白かった。暗殺という一本線に何をどう絡めていくかが巧妙で、、面白いストーリーになっている。

 今だからびっくりするけれど、この映画の中では、皆さんタバコをよくお吸いになる。大統領暗殺情報に対応を協議するお偉いさんの会議でも、多くの人がスパスパ。白々しく持ち出すけれど、ハムレットが役者達にいう「芝居は時代を映す鏡」の通り。

 宮崎監督の映画で登場人物がタバコを吸いすぎるという批判があったらしい。その批判全体を知らないで言うが、昔は「恩賜のタバコ」っていうのがあったらしい。つまり、天皇陛下がタバコを下賜された時代なんだ。だから、あの時代が舞台なら、タバコを吸う場面があっても不思議はないし、あって当たり前だろう。
 最近多いが、自分たちの立場だけ考えて、発言する。トータルに考えることができないんだ。ぼくは宮崎の映画も観ていないし、「タバコのシーンを考えて」という発言の全部を知らない。でも、宮崎の映画へのそういう要求はおかしい。

 『ジャッカルの日』からそれた。でも、細部まで疎かにしていない映画である。

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