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泥棒の訳が上手いねえ

 中学時代、学年で演劇をした。タイトルも内容も忘れた。ぼくは泥棒の役だった。指導したのは英語の佐藤由美子先生だったと思う。本番が近付いていたある日の練習で、彼女が「飯田君、泥棒の役が上手いねえ」と言った。その言葉だけは覚えているが、その時どんな反応をして、どんなことを考えたのか全く覚えていない。その関係か、確か英語劇だったと思うが、ぼくはピエロの役を佐藤先生から与えられた。今だから思うけれど、佐藤先生はぼくの役者としての素質みたいなものを感じ取っていたのかもしれない。(すべての人に役者の素質はあるのだけれど。)

 大学の演劇部の夏の合宿で、「エチュード」をたくさんした。入ったばかりのぼくは何もわからず、相手に何も言わせないようにヤクザみたいな人間でまくしたてた。そして、秋の公演で先輩が書いた脚本にはそのシーンがあり、ぼくは同じ役を与えられた。

 ぼくのささやかな演劇経験のごくごくささやかな初期の経験。それからの経緯をちょっとたどってみようと思う。うん。

 

 

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