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大手前開発基本計画(案)に目を通して

 どういう事情でぼくの手元にあるのかは面倒なので省くけれど、A416ページのそれに思うことが沢山ある。
 壽屋がなくなって15年くらいか。建物がなくなって今は更地になり、駐車場に使われている。以前もその動きはあったが、反対が多かったのか、潰れた。しかし、また出てきて、今回は前回の反省に基づいた作戦が巧くいっているのか、かなり進んでいる。しかし、先日タクシーの運転手さんに話したら、知らなかった。

 現在城山の麓の文化会館は稼働率が12.9%らしい。この悲惨な数字は当たり前だ。
 かなり以前、高校演劇の代表みたいな役割をしていた時、佐伯で大会を開催したくて、会館に足を運んだ。希望の日はもちろん空いていた。そして、次の「使用料の減免」を持ち出したら、「市の主催する福祉の行事でもそういうことは致しておりません」との言葉で、結局、佐伯出身者の夢は叶わなかった。

 モノにしろ、建物にしろ、人が使わないと、さびれていく。人が使っていれば、どんなに古くなっても、艶が出てくる。今の佐伯文化会館には艶が皆無。それは使われていないからで、会館は使用の受付しかせず、自主企画で発信していくことをしていないからだ。

 もう文化会館は寿命だろう。だから、新しいハコをつくる。ただ、同時に意識を変えないと、また同じことになる。(案)といいながら、それで行くのだろうが、そういう「意識の変化」も提示しないと、市民の一人としては賛成しかねるのだ。

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教師を終える

 豊南高校2年生の修了式。
 来年閉校するので、一学年だけが体育館に集う。ゼロ空間が目立つ。明日の新聞で教員の異動が発表される。4月は、教員も減る。
 退職を決めたのは文化祭終了後。一年がいないのでその分教員が減り、特活の人員も減ったので、文化祭のあれこれを一人でやらざるを得なかったんだが、終わった後の疲労感がひどく、もうやっていけないと思った。照明、音響卓と舞台袖とピンスポの間を走り回り、指示を出すことは、昨年まではナントもなかったが、今年は身体の芯にドンと残った。やめよう、と、思った。
 たとえば一日に一冊ずつ本を持って帰る。そういう方法でフェードアウトしてきた。
 今日、「行政パソコン」を事務室に返し、舞鶴高校の頃から使っているカップ等幾つかを車に乗せて帰ってきた。
 明日からは年休の残りを使い、5連休。離任式やらナンやらカンやらがあるものの、長い春休みが始まる。

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トイレットペーパーに一工夫

 我が家にはトイレが2か所。一階と二階にある。二階にぼくの部屋があるので、二階のトイレの掃除やペーパーの補給等の諸々をしている。以前は「ダブル」(二枚重ね?)を買っていたが、シングルに変えた。長さが魅力だったからだ。
 ところが、シングルはカットした後がめくりにくい。ダブルではそんなことはなかったが、シングルはピッタリとしている。
 それで、考えたのが、カットする前に二重部分をつくる。引いたら、手前に引くか、向こうに伸ばすようにして、重なる部分をつくり、カッターというかフタというか、それでペーパーを切ると、次に使う場合、めくる手間がない。

 是非、長いシングルのペーパーで、この方法を試してください。「三角折」よりはいやらしくないと思います。

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儲け話はそばにある

 4月から無職。束縛される時間がない分、収入もなくなる。ある程度身体が動ける時に「縛りのない時間」をドンと感じたくて、無職になる。それに備えて少しずつ片付をしている。職場から少しずつ私物を持って帰り、家の自分の部屋を整理している。一気にやってしまうと疲れて続かないので、スコウシずつ。

 ビニール袋にマッチ箱が入っている。昔は、といってもそれほどではないような気がするけれど、スナックで帰り際にマッチをもらっていた。マッチのある店には行かないようにするためだった。ただ、時々、タバコの火をつけるものがない時、その中の一つを使ったりして、本来の意味をなくしている。でも、もう行くことはない他県の旅館のものとかは手をつけず、「そうだった(何が?)」とか思って、「記録」の価値はあるマッチ箱の袋。

 マッチを擦ってタバコに火をつける。学生時代は一本で数人のタバコに火をつけた。マッチを擦ってその日に咥えたタバコの先を近づけ、火をつける。3人目は死ぬという話がある。ナントカ戦争の時にそうしていたら、敵がそのマッチの明かりで撃って、3人目が撃たれて亡くなった。それで一本のマッチで3人がタバコに火をつけると3人目が死んでしまうという噂が広まった。ただ、それを広めたのは、マッチ業者ではないかと思われる。だって、一回で一本で済ませず、2本、3本になったら使用料は増えるんだから。

 金儲けの名人は世間をよく見ている。ぼくは、そういう名人にヒントを与えてやっているんだ、と、威張るしかない。

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山本一力『桑港特急』を読む

 他人にとっては全く意味のないリストを幾つか作っている。時々思い出したように見直しては帝政するのだけれど、たとえば「好きだった女性」リストは、微妙なところの女性が加わったり、消えたりする。全くどーでもいいことなんだろうけれど、「好きな作家10人」リストは似ているようで、そうでもない。

 娘を迎えに行ったら、起きたばかりで、準備をする間近くをウロウロしていたら本屋があったので、入った。分類が丁寧で、その案内に従えば、目的の本が簡単に見つけられる。紙本の売り上げが落ちているので、懸命なのだろう。時計を見ながらウロチョロして、入口近くの新刊コーナーに山本一力の本があり、迷わず買った。その時、「好きな作家10人」に山本を入れてなかったことに気付いた。そう、ぼくは山本一力が好きなのだ。

 山本一力は江戸を舞台に、庶民の生活を活写する名手。『だいこん』で初めて接した。ヒロインの作るおにぎりを食べてみたいと思って以来、目についたら買っては読んだ。

 『桑港特急』は小笠原の父島、上海、サンフランシスコが舞台の作品。出来はあまりよくない。あちこちに話が飛ぶので、江戸の話に慣れているので、ドンと物語に入り込めない。ただ、山本作品の魅力の人と人とのつながりは濃厚に出ている。「こいつ、いいなァ」と思う人物が沢山いる。魅力的な作家だ。

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フェルナンド・フェルナン・ゴメス『自転車は夏のために』を読む

 スペインの芝居。スペインの歴史は全く知らないが、内戦やらなんやらで大変な時期があったらしい。その大変の前後までを描いている。きちんと丁寧に描かれていて、思いが入っていくものの、いざ上演となると、舞台転換が大変だろうなと思う。

 この作品には注が53ついている。その都度、後ろをめくり確かめるのだけれど、それが読む集中を欠かせる。そういう「確かめ」をしなくても読める翻訳はできないものか。つまり、台詞の中に入れ込んでしまってくれたら。括弧でくくってもいいから。研究者は注をつけたがる傾向にあるようだ。そして、彼らの日本語は正確かもしれないが、観客のことを考えていないことが多い。よく伝わらない台詞になっている。

 芝居愛好者は、値段と相談して脚本を買う。注を付けたいのなら、同じページに付けて欲しい。流れによっては無視できることが多いけれど、必要な時にはページをめくらなくてもいい形で。

 

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春日太一『役者は一日にしてならず』を読む

 平幹二郎、千葉真一、夏八木勲、中村敦夫、林与一、近藤正臣、松方弘樹、前田吟、平泉成、杉良太郎、蟹江敬三、綿引勝彦、伊吹吾郎、田村亮、風間杜生、草刈正雄のインタビューをまとめたもの。舞台よりもテレビ、映画で馴染みの俳優が多いけれど、思った以上に奥深さと彼らの真摯と懸命さに触れ、その一つ一つに驚きながら、楽しく読めた。好き嫌いはあるものの、やはり一線で名を張った人たちはすごい。勉強になりました。これから俳優を志す人には参考になるんではないかと思う。

 さて、ずいぶん長いことズボラをかましてきたが、春も近いので、再開します。これまで頻繁に訪れてきてくれた数少ない皆様、その度に更新されていないので「もう死んだのかも」と思ったかもしれませんが、感謝とともにお詫びします。
 この3月で「再任用」でつとめた教師生活にピリオドを打ちます。上が大学一年で下が高校2年。これからが出費が多くなるのですが、酒とタバコを減らして(そんなことでオッツク訳がない!)、まァその辺の切り詰めた(本当に切り詰めるのだナ!)生活の中で、芝居とその周辺を綴りたいと思います。もちろん、『夜伽の部屋』も考え続けています。

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