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無色な無職生活~空腹感が募る日々~

 無職になって一ヶ月。10時前後に寝て、5時過ぎに起きるのは変わらない。ただ、仕事の上でのあれこれがなくなって、「あれをせんといかん」というものが皆無になって、緊張感がないので、気持ちの上では頗るよい。
 朝、起きて、まず洗濯機を回し、自転車に乗って、番匠川の土手を走る。約8キロ。帰って、洗濯を干す。
 ちょっとした用事も自転車で行く。それで太腿のパンパン感がある。数年前から、年配の男の後ろ姿で、ズボン(若い人はパンツと言うのだろう? 何を今さら)のケツ(下品?)の下部の生気のない線が気になっていた。張りがない。布がたるんでいる。直川鉱泉(ちょっと前から「かぶと虫の湯」と名前を変えた)は年配客が多い(どこでも、たいていそうか・・・)が、衣を脱ぎ捨てた彼らの臀部の下部はしぼんでいるというか萎えている(しぼむと同義じゃないか!)というか、ゲッソリしている。で、ぼくは自分のその部分に手を当て、まだそうじゃないことを確かめる。自転車効果なのかどうかは分からないけれど、もう少し、一日の距離を延ばしたい。
 たぶん、自転車で運動量が増えたせいだと思うが、空腹感が強くなった。仕事をしていた時もあったけれど、昼食は時間だから、と、いうものだった。その時も空腹感はあったけれど、今はそんなもんじゃない。空腹感が襲ってくるのだ。以前がさざ波の空腹感とすれば、今は怒涛のそれ。先週、直川鉱泉で体重を測ったら59.5キロだったが、今日は1キロほど増えていた。
 「仕事がないから暇だろう」と思うのだろうか。「ご飯、炊いといて」と言われる回数が増えている。以前「おかずを一品でも作るとか」とやんわりした命令があったが、断った。無職の生活を堪能しなければ。全額ではない年金が払われて、さてどういうパターンで生活すればいいかが判明してから、設計ができる。
 部屋の大幅模様替え、尊敬する知り合いの教え子の一人芝居の脚本。発想以来3年目になる『夜伽の部屋』の完成。老犬の世話(今年の夏を生き延びることができるか)。庭木のいじり。そんな生活。若い奴らには到底理解できない、生きてることを全身で楽しめる毎日。でも、気持ちは、舞台に向かっている、ウン。

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