« 『リア王』を読む | トップページ | サンザンから立ち直る »

嗚呼、勘違い

 午後、運転をしながらNHKラジオを聴いていた。『白い蝶のサンバ』が流れ始めた。懐かしい。聴いていて、オヤッと。サビの部分が違うではないか、ぼくが憶えていたのと。

 ぼくは、「恋は不思議な命の花ね」と憶え、その部分を歌いながら授業に向かったものだ。ところが、阿久悠の歌詞は「恋は心も命も縛り」なのだな。どこでどう間違ったのかはわからないけれど、ぼくの間違いの方がいいんじゃないか、と、怖れを知らずに思った。帰って、歌詞を調べた。そして、ぼくは完璧に間違っていることを認めた。その後に続く歌詞が「死んで行くのよ 蝶々のままで」で、ぼくの歌詞では続かないのだな。

 この手の間違った記憶は多かれ少なかれ誰にでもあるのかもしれない。向田邦子はその辺を「夜中のバラ」で面白く書いている。

 見苦しいかもしれないが、生きているからこそ恋が芽生えるのだから、恋は不思議な命の花、もいいと思うのだけれど。仕方ない、そのフレーズを入れた歌をつくればいいんだ。

|

« 『リア王』を読む | トップページ | サンザンから立ち直る »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 嗚呼、勘違い:

« 『リア王』を読む | トップページ | サンザンから立ち直る »