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アーノルド・ウエスカー『結婚披露宴』を読む

 小説は面白い、面白くないの二通りになるかもしれない。
 脚本は、面白い、面白くない、好き、嫌い、上演したいという判断になる。
 昭和53年の『新劇』2月号(読んでいないから残しておいたんだろうが、まだ大学にいた頃。ウエスカーの名前と木村光一が訳したということで残していたんだろう)。いかにも、という感じ。いかにもの一言で片づけることこそ、イカニモ、かもしれない。ただ、この手のものはウエスカー独自のものではなく、似たようなものがあった。当時は時代を呼吸していたかもしれない作品が、今は、呼吸できない。
 つかこうへいが『熱海殺人事件』のバージョンを重ねたが、そうしないと、たとえ名作でも生きていけないという考えがあったのかもしれない。
 この作品が『新劇』に発表された頃、大学の演劇部でひさしの『藪原検校』を演出した。その2年前には同じ作品にぼくは出演した。そして、機会があれば、今でも舞台に上げたいと思う。ウエスカーのこの作品は、当時も、今も、上演しようという気持ちにはならない。丁寧に書かれているんだけれど。

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