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『アゲイン 28年目の甲子園』を観る

  食べ物好き嫌いも、関心の方向も度合も、女性の魅力やらも、齢を重ねるに連れ、変わります。若いころは、たぶん、何もわかっていないのに「いいね」とかを言い、日本ながらの人情劇を最初から拒否してようなところがあったと思います。若いころはバカさ全開。しっかりしている人はかなりいたのに、ぼくは青年、中年までゴキブリみたいに動いていたような気がします。

 ようやく、自分の物差しで測って、自分なりの良し、悪しを気兼ねなく言えるようになった気がしています。そう考えると、蜷川幸雄は「蜷川天才」というのを表札にしたくらいだから、「譲れない私」が確固としていたんでしょう。

 マスターズ甲子園が主舞台。それに昔の事件が絡む。
 つながる、ということを示しながら、後味のいい映画だった。

 ぼくはアクション巨編とかが好きではない。テンポも速すぎる。だから、こういう映画はすごくいい。中井貴一は相変わらずの演技だけれど、こういう場合には適任かもしれない。


 

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