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鄭義信『パーマ屋スミレ』を読む

 東京オリンピック後の九州の炭鉱が舞台。そこで働く在日の人たちとその家族の過酷な生活が描かれている。懸命に生きていながら、厳しすぎる生活から抜け出ることができない人たち。劇作家は、冷徹に見つめ、甘さを排して描いている。

 劇作家は、鳥ではなく、虫の目かもしれない。一人一人に寄り添い、呼吸を聞き取れる場所で見て、人を描く。この劇作家の強靭な精神に触れ、沢山の課題を与えられたように思う。ただ、『焼肉ドラゴン』の方が面白かった。

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