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遠回りするのも悪くない

 効率が求められている現代。
 エネルギーとか、あれやこれや(よく分かっていない)とか、「効率」の波が人間の考え方、生き方にも及んでいるような気がする。

 先に言っておくが、『夜伽の部屋』が全く進んでいないからで、もちろん、書いたり、考えたりはしているけれど、全く関係ない本を読んでいたりとか・・・。

 遠藤周作は執筆に行き詰ると、山手線の電車に揺られ「天啓を待つ」と書いていた。場所、風景を変えると、いいことはあるように思う。
 多分、おそらく、きっと、『夜伽の部屋』は今までとは違う何かを求めているのだろう。違う何かを発見できないことには、生まれない。
 こうなったら、とことん寄り道をしてやる。寄り道で、違う光と風と人に接して楽しめばいい。多分、そこから、生まれてくるものを受け止める感受性だけは大切にしたい。

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山崎亮『ふるさとを元気にする仕事』を読む

 若い時にこの本に出会っていたら、と、読後に思うことがある。もっとも、その「若い時」が何歳頃なのかは判然としないけれど、高校生の頃かな。進路を考える上で、かなり参考になっただろうと思う。この山崎の一冊も、高校生に読んで欲しいと思う。

 ぼくがこの本を買ったのは、子どもが地域のあれこれを学ぶ大学に進学したいと漏らしたので、馴染みの本屋に行き、数冊の目録から選んで注文した一冊。結局、子どもは別の進路を選び、返された10冊をぼくが読むことになった次第。

 地区の役員をするようになり、高齢化が進んでいる地区に役立つにはどうすればいいかを考えるようになっていた時なので、タイムリーだった。

 読み進んでいると、人口減少を山崎が問題にしていない一節に出会い、驚きと同時に啓示を受けた。そして、彼の仕事である「コミュニティ・デザイン」を知るにつれ、面白く読むことができた。会ってみたい人リストに加えなくては。

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池井戸潤『陸王』を読む

 『下町ロケット』『ルーズベルト・ゲーム』のドラマを、楽しんだ。原作を読んだことはなかった。
 今回、ある雑誌のランキング上位になっていたので、注文して読んだ。
 ドラマと同じ展開。
 パターンは同じ。
 でも、これでいいと思う。『水戸黄門』はマンネリと言われた。しかし、それに「偉大な」という冠をつけるべきだと思う。弥七が天井裏から様子を覗、由美かおるが入浴し、「もう少し様子を見ましょうと黄門様が言う時間はいつも同じ。同じだけれど、面白かった。

 老舗の足袋屋がランニングシューズを作り、世界展開の大企業と闘い、復活を目指すランナーを絡めての物語。楽しませてもらった。先が読めるものの、それをどうつないでいくのか。ワンパターンだからこその楽しみ方。池井戸さんが、次にどの業界に「ワンパターン」を移すか、楽しみだ。

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「経済」優先の政府って、どうなのか?

 日本にカジノをつくることに反対した民進党に維新の代表は「バカ」と言った。節度を知らないお前の方がバカではないかと言いたい。政治家として、言葉の選択の貧弱さを痛感する。

 日本政府は外国にはポンと巨額を援助する。しかし、格差の拡大に伴い、子ども達が食べるのに困っているケースが増えているが、その状況に行動していない。政治家の皆さん、あんたらが老いて、介護を必要とした時に、若い人達が貧しければ、困るのはあんたらなんだ。今の日本の問題をまず解決した上での、外国への援助じゃないのか。

 経済優先で、オリンピックもロシアとの関係もナンテロもカンテロも、考えているとしか思えない。円安で、輸出業者はウッホウッホだろうが、ここ数週間で灯油の値段が一割ほど値上がり、家庭の経済への眼差しは感じられない。日本の政治には優しさが感じられない。政治の援助を最も必要としている弱い人、困っている人に、迅速な援助をしてほしい。

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63歳は抵抗しない

 もしかするとDNAの成分は「闘う」「争う」「喧嘩する」みたいなもので構成されているのかもしれない。

 昔、西部劇で壁やブーツとかに擦り付けて発火する「黄燐マッチ」みたいな気がする。

 おかしいものはおかしい。若い頃は、それでぶっつかっていた。

 「人間が作った問題は、人間が解決できる」

 そういう台詞を書いた時点で、ほぼ解消できた。

 争いは、自分から始まる。相手を考えるようにできたら、と、思う。

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