別の脚本になるかも

 稽古場の灰皿がロビーから玄関横に変わった。稽古前にタバコを吸っていると、少年バレーか何かの男の子が出てきて、迎えの車がないことを知ると、ゴロンとなって「昼寝」と言った。「夜寝だろ」と言うとピョンと起きた。さすがに運動神経がいい。

 今日の初めは、九州大谷短大の公演から、ETC、車の買い替えと話は続き、7,8日の高校演劇の大会の審査員の一人土田英生さんについての「予習」をする。

 そして、『ハイヒールで乾杯』の停滞を理由に、『離婚、続婚、時々殺人の匂い』を提案。これからは、同時進行で書くことになるけれど、次回からは、即興で芝居をしてもらいながら、夫婦の様々な状況を考えてもらうことになりそう。婚活の時代に冷や水を浴びせるようなことになるかもしれない。

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公演に向けて活動再開

 脚本はラストに迷いがあり、完成していない。かといって活動しないわけにはいかない。それで、できているところを少しずつ渡し、時間を稼ぐことにした。最後が解決すれば、一挙に渡す。それまでは小出しに渡す。そして、ぼくは現場にいればいろいろと言いたくなる性質なので、今回は演出と役者に任せ、現場にいないことにする。ただし、読みを聞いたり、立ち稽古を観て、一人のちょっと口うるさい観客として、感想を言うようにした。今、現在、弥生の町民会館の体育館のミーティングルームではぼくへの呪詛が飛び交いながら読みが続けられていることだろう。ト書きはいっさいなく、句読点も「・・・」で間を示すこともない脚本。彼らが自由にト書きを考え、間をつくり、それがどういう形になるか、楽しみだ。ただ、彼ら以上にぼくが脚本への取り組みをしなければ。

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大声で歌う

 しばらく稽古が話し合いで終わったりしていたが、とにかく、次に何らかの形でつながることをせねば、と、考え、歌を取りれた。身体をちょっとだけいじり(不十分ではあるが)、早口言葉を何度も声に出し、それから歌った。

 代表・鶴原持参のギターでちょっと「癖のある」歌をノーマルで歌い、スローで歌い、クイックで歌い、ハイピッチとローピッチで歌った。楽しみながら、同時に工夫をしながら、声を出す。結構、大きな声で、それもただ声を出すだけでなく、自分の声を考えながら、自分の声を知りながら、歌う方法は使えるかもしれない。今後この方法をより効果的にしていきたい。仕事でグッタリしていた老体にも元気が出たことだし。

 今、沢田研二がテレビで歌っている。さすがに老いは隠せない。かつての輝きはない。しかし、ジュリー(こういって、わかる人は少ないんだろうな)は走っている。タイガース(阪神じゃないぞ)の頃の歌さえ歌う。王監督が野球生活を閉じるにあたって、50年もときめいて生きた幸せを語ったけれど、それは沢田にもそうあって欲しいし、ぼくもぼくなりに、と、思う。ちなみに、ぼくはカラオケで沢田の『あなたに今夜はワインをふりかけ』が数少ない持ち歌の一つ。

 稽古で身体を動かし、声を出し、歌い、自分をみつめ、自分を知り、ほんのちょっとだけ無理をして、次の階段を一つ上る。書かなければ。

 

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ホームページがよちよち歩きを始めました

 代表・鶴原が悪戦苦闘の果てにようやっと立ち上げることができました。まだまだの状態ですが、活動の一端と、一部顔写真あり、です。これまで、と、これから、それはこのHPでご覧になれます。

  http://www.saiki.tv/~thetruth/index.html

 鶴原の苦闘の一部を知ってはいるんですが、そんなメンドーなことはできない。その点、ブログははるかにたやすい。ぼくはぼくなりに。

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リレー質問

 通常は週に一回、水曜日が稽古日。そこで脚本を渡し、次週までに読んでもらう。脚本は『せりふの時代』『テアトロ』『悲劇喜劇』を中心に文芸誌、単行本、文庫本で、ぼくが読んで面白かったものを回す。それでもまだどうにかできないか、と、思い、リレー質問を掲示板で始めた。これが結構面白い。

 質問された人は、質問に答え、誰かに質問する。そういう質問をするのか、そう答えるのか、それが楽しめる。どれくらいの効果があるのかはわからないが、もう少ししたら、質問内容は変わってくるはずだ。

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次回公演に向けて話し合う

 気分転換の温泉ドライブを終えて、さて、そろそろということで、ぼくの考えを話した。ぼくは、一応鶴岡高校で最後に書いた『S・O・S』を大人バージョンに書き直したいと考えているので、とにかく、一度読んでもよう、と、女性二人に読んでもらった。それを聴きながら、ああ今ではこんな台詞書けないナというものもあれば、書かないナというものがあったりで、幾つか迷っていた部分が解決した。

 で、男バージョンと女バージョンで書いて、2回公演にするというのはどうだ、と、話した。むろん、現在のメンバーでは厳しい。前回公演の演出を兼ねないというのも先送りになる可能性もある。でも、その思いを打ち消すのがどうも・・・。冒険をshてもいい。いやすべきではないか。問題は一つ。女をぼくが描けるかということ。

 開高健は女と食い物と香水を書けるようになったら一流だと言った。その3つは、描くのが難しいということだろう。まあ、とにかく、挑むのは面白い。久しぶりにコーフンを覚えている。ノートを持ち歩く日々が始まる。

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こういうことだってする

 明日、ぼくら芝居仲間は一泊の温泉旅行に出かける。稽古場や打ち上げで話すことも莫大な量だけれど、時には場所を変えてみるのもいいと思ったのだ。それに、一泊すれば、帰りの時間を気にすることもない。

 ただ、みんな金がない。だから旅行っていても、ささやかなものだ。とことん話せるかも怪しいもんだ。しかし、時にはこういう形で同じ経験を共有するのもいいのではないかと考える。稽古場以外での顔をみるのも面白かろう。

 芝居、芝居と焦っても仕方ない。今のメンバーで何か生まれるものものを待ってもいい。それぞれに仕事があるんだから、生活のメインはそちらだ。少し余った時間と活力で芝居をするのが、現在のぼく達。何かのきっかけで欲が出れば、その時に対応できるものがあればいい。

 実は、次は四国に渡る旅を考えている。愛媛で道後温泉に泊まり、「坂の上の雲記念館」を訪ねるのもいいし、高知の桂浜で竜馬に対面したいし、何よりフェリーで渡るのがいい。芝居仲間の旅行だったら、愛媛で、コースの途中に内子座を入れるのがいいのかな。

 家族や友達との一泊旅行以外に、こういうのもアリだと思う。大まかな計画だけで、行き当たりばったり。泊まるところだけを確保。どんな展開になるか、楽しみだなァ。

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佐伯で笑う! 次回公演

 今日は定例稽古日。あれこれ、話し、『フランクフルト・・・』で面白い部分を読んだが、ひょんなことから、話が広がり、それを次回作ということで盛り上がった。

 土田英生の脚本を読んだ影響があったのかもしれない。次のテーマは笑い。最近報道される事件の悲惨と値上がりラッシュの生活。今こそ笑いが必要な時かもしれない。好きな作家の開高健が好んで色紙に書いたという「笑って暮せ!」も頭をかすめる。生活から笑いが失われつつある。テレビでヘキサゴンに笑うのではなく、一つの場所で笑いを共有したい。

 ただ、問題は、笑われることはあっても、笑わせることとは縁遠いぼくがそんなことできるのかという問題がある。だからこそ面白い。吉本を超え、M1グランプリを超える、そういう笑いの舞台を仲間と練ってみようと思う。笑いで涙を絞りたい。

 笑いで時代に向き合いたい。

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白い時間

 ようやっと金曜日が来る。仕事が結構大変で、疲れを上手に処理することができないまま、ウダウダの一週間になってしまった。教壇をぼくはステージと呼んでいて、そこではもちろん教師を演じるわけだけれど、だから教え子が「いつもの先生じゃん」とか「懐かしかった」なんぞアンケートに書くのだろうな。しかし、10代の小僧や小娘の前で疲れた顔なんかしてたまるかって、やってしまうから、また疲れがたまるんだろうナ。

 白い時間の中であれこれぼんやりと考える。

 芝居の疲れは芝居で取るしかあるまい。土曜から、脚本マラソンをスタートしよう。次の舞台に駆り立てる脚本に出会えれば、大丈夫。

 たかおさん、いよさん、温かいコメントありがとうございます。次はもっと面白い舞台をつくれると思います。ただ、たかお(「さん」を付けるのはどうも気色悪い)、羽田から浜松町までのモノレールで萎えてしまうぼくは、古城の芝居でも奮い立たない。ただ、たかおがいつ行くのかを知らせてくれれば、都合と気力を整えてみようとは思う。メールで。

 公演に日田から高校生が来てくれました。昨年大分の代表になり、九州大会で最優秀をとり、九州の代表として8月の全国大会に出場します。公演前にちょっとだけ話しました。礼儀正しく、こちらを見てきちんと話す。気持のいい連中でした。日田からおよそ100キロくらいでしょうか。公演が終わって、各自が家に帰り着いたのは、12時前後になったのではないでしょうか。運転は生徒のお母さんでした。素晴らしい。子どもの活動を親が支えているのです。子どもが頑張れることがわかります。日田三隈の皆さん、全国での充実と納得を! 佐伯の仲間達、応援しています。結果なんて、ロビーで話したようなもんです。全国大会の脚本はいよさんの作品です。糸が繋がっていきます。

 白い時間の中で様々な糸を感じ、考えています。糸は想像以上に広がっているように思います。劇場には生身を運ばないと存在しない。空想の劇場はなんて存在しない。存在させようとするところから形を取り始める。

 糸を綱にしていこう。まだボケてるナ。

 

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公演後初会合

 今後のことを話し合う。今回の公演の反省をもとにしばらく稽古を重ねながら、次回の脚本の選定に入る。同時にぼくは脚本を書く。今までの2回とはかり違った脚本になると思う。

 公演パンフに書いた通り、ぼく達はどこかの舞台のコピーをするつもりはない。たとえば、『熱海殺人事件』はメンバーでも上演したいという希望は熱い。ぼくも好きな作品ではある。でも、その作品に独自なものを吹き込めない限りは上演は避けたい。あくまで、佐伯でしか観れない舞台。このこだわりを軸に活動を展開していきたい。その線で行くと、文芸部のは毎回オリジナルを提出するしかない。ただ、メンバーへの刺激剤として、多くの脚本を読んでもらうつもりではある。しばらくは、一週間に一回の活動になるが、日常生活にもう少し芝居をふりかけてくれたらと思う。

 これからも、よろしくお願いします!

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